私たちが記事を書くのは収入を得るためです。
収入を得るためには、読者を集める記事や商品を成約できる記事を書かなくてはいけません。
収入を得られる記事を書くには、コツを知ることが大事、とここ数日で話しました。
前回の話「アフィリエイトは文章力で稼げると思ったら大間違い」
そんな話を聞くと、勉強熱心な人は本屋で「文章の書き方」のような本を買って、記事に活かそうとするでしょう。
その意気込みは素敵ですが、残念ながら本で学んでも記事が上達しないことがあります。
なぜでしょう?
文章術の本は微妙に違う…
実は私、「文章の書き方」のような本を一冊も買ったことがありません。
最近になってコピーライティング系の本を数冊買ったくらい。
そんな変わり者の私ですが、作ったサイトの検索順位は高確率で上がり、読者から「他のサイトより良い!」と感想メールが次々と届き、商品を喜んで買ってもらえます。
文章術の本で学ばなくてもアフィリエイトで稼げる。
これ、不思議じゃありません?
文章術の本で学んでも、アフィリエイト報酬に直結しない理由は2つあります。
- Webの記事の書き方を解説していない
- 筆者の一人よがりで終わっている
詳しくいきましょう。
理由1. Webの記事の書き方を解説していない
よくよく見るとわかるとおり、文章術の本は「文章の書き方」は解説しても、「Webの記事の書き方」は解説しません。
紙媒体に書く用の文章を解説してます。
紙媒体用の文章とWebの記事用の文章、違いはわかりますか?
たとえば、有名なのが「起承転結」です。小学生の頃、国語の時間に学びましたね。
- 起:話の始まり (むかしむかし…)
- 承:話をふくらませる (仲間を集めて…)
- 転:話を盛り上げる (主人公のピンチ!)
- 結:話を終える (ハッピーエンド)
この流れで記事を書いた場合、読者はイライラしてページを閉じます。
結論(答え)が最後に出てくるためです。
読者は忙しいので、イラッとしたらすぐ読むのをやめます。
あなたもどこかのサイトのリンクをクリックしたとき、画面が数秒間まっしろでページが表示されなかったら、イラッとしてすぐに閉じませんか?
それと同じで、知りたいことがすぐに出てこない記事…「起承転結」で書かれた記事は、読者から嫌われます。
稼ぐ人たちのほとんどが「起承転結」を使わないのはこれが理由です。
「起承転結」は、紙媒体用の文章術なのです。
Webの記事で紙媒体用の文章術が使えないこと、なんとなくわかりました?
「起承転結」は一例に過ぎません。
他にも使ってはダメな技術があります。
知らず知らずのうちに、こうしたNG文章術を使ってしまっている人はものすごく多いです。
簡単なコツを知らないだけで読者に逃げられるのは、とてももったいないと思います。
がんばって記事を書いているのに…。
理由2. 筆者の一人よがりで終わっている
文章術の本を実践してもWebの記事に活かせない2つ目の理由は、解説が筆者の一人よがりで終わってしまっているため。
私が先日、本屋で立ち読みした本にはこんな解説がありました。
箇条書きして肉付けしましょう。
はい、こうなりますね。
[例文]
この説明で実践できるようになる人は、かなり少ないでしょう。
解説が抽象的すぎます。または、はしょりすぎです。
こんなふうに抽象的な解説が多いのは、筆者が自分にわかるようにしか解説できないからです。
要は、一人で本を書いているため、自分の頭の中で説明が完結しちゃってます。
一人よがり、自己満足なんです…。
以上が文章術の本を買っても、アフィリエイト報酬に直結しない、Webの記事に活かせない理由2つでした。
- Webの記事の書き方を解説していない
- 筆者の一人よがりで終わっている
本は仕方ないのかもしれません。
ページ数の制限があるため、ある程度は解説を省略しないといけない部分もあるのでしょう。
購入者からすれば、残念な大人の事情ですが…。
この問題を踏まえて…
私が作った教材は「Webの記事の書き方」に特化した内容です。
Webの記事を書くなら、Webの記事の書き方を学ばないといけません。
昨日お話しした「文章力では物足りない、記事力が必要」の話にも通じます。
そうそう、私の教材はモニター10名に協力いただき、一人よがりで抽象的な解説になることを防ぎました。
つまり、文章術の本にある問題点を2つとも解消した教材です。
<文章術の本の問題点>
- Webの記事の書き方を解説していない
- 筆者の一人よがりで終わっている
これまで文章術の本を買ってもうまくいかなかった場合はご期待ください^^
勉強熱心な人の情熱に応えられる教材です。
私の教材は3日後、3月1日(日)公開です。