おととい、「文章術の本で学んでもWebの記事をうまく書けない2つの理由」として文章術の本の問題点を挙げました。
<文章術の本の問題点>
- Webの記事の書き方を解説していない
- 筆者の一人よがりで終わっている
すると、こんな質問が。
「ねこヨーさんはどうやって文章術を身につけたんですか?」
するどいツッコミ!
一冊も文章術の本を買ったことのない私がどうやって読者の集まる記事を書けるようになったのか…。
では、ちょっと昔話をしましょう^^
(長くなるので、読むのが面倒なら下のほうへ飛んでください)
文章力0のライターはどうやってメディアに連載するレベルになったのか
私がまだアラサーに足をつっこむ前のこと。アフィリエイトも知らない頃です。
プログラマーを辞めて、食いつなぐためのバイトを探していたとき、知人に「今度会社が新しい事業をやるんだけどねー」とよくわからない仕事を紹介されました。
お金に困ってた私は飛びつきました。
それが、「サイト運営」の仕事だったのです。
サイト運営の仕事では、ある商品を紹介する自社サイトを作るとのことで、最初から関わりました。
と言っても、技術的なことはサッパリ。
その頃のひよっこの私は、ワードプレスも知りませんでした。
エラそうな人たちの会議に強制参加させられたときも話はちんぷんかんぷん、でも真剣そうな顔で「ふんふん」と頷いてました。
そんなサッパリな私の最初の仕事は、自社サイトが公開される前に記事を溜めておくこと…そう、記事を書くことです。
しかし、記事なんて書いたことのない私。
お題の、ある商品を目の前に「何を書けばいいんだ…」と悩むこと小一時間。
限界まで頭を使い、やっとこさ150文字をひねり出しました。
でも、中身は「この商品はいいぞー」みたいな、小学生並の文章です。
これが記念すべき処女作。
文章力のない元プログラマーの実力なんて、こんなもんです。
正直、「誰が読むんだろう、こんなの…」と思いました。
完璧主義な私は、「こんな記事じゃ話にならん!」ってことで、記事書きの勉強を開始!
でも、新規事業なので社内には記事について教えてくれる人がいません。
さあ、どうすっぺ…。
頼れるのは、誰だ!?
社内に頼れる人がいないなら、外に頼るしかありません。
しかし、私は友達が少ない。
そこで、Webに頼りました。
文章の書き方を検索し、使えそうなものは自分の記事に片っ端から取り入れる、力技作戦です。
Webで検索すると、膨大な情報が出てきます。
しかし、記事の書き方を満足に学べるサイトなんてありませんでした。
どこか1つのサイトできっちり学べなかったので、検索し続けました。
とにかく情報が断片的でした。
使える技術を探すのも一苦労。
見つけた技術がすべて正しいなら良いですが、そうとも限りません。
小説や論文向けの技術もあり、そのまま使うわけにはいかない技術もあります。
どれが使える技術なのか、どれが使えない技術なのかは分かりません。
経験値0の私には、どの技術を使えばいいのか見極める目がありませんでした。
だから、試しました。
目についたものはすべて。
それで記事が良くなったと感じたら、その技術は使い続け、あまり変わらないと感じたら、その技術は使わないことにしました。
ひたすらこれの繰り返しです。
このやり方さえ合っているのかも分かりません。
そうこうしている間にも、しょぼい私の記事は世間にさらされます。
エラい人たちが営業や広告出稿をがんばるおかげで、自社サイトには1日に数千もの人が訪れます。
ライターは私1人。
私の情けない記事が、日本全国、大勢の目にさらされる恥ずかしさ。
もう帰って寝たくなりました(汗)
そんな恥ずかしさを強制的に味わい続けながら、週5日記事を書き続け、独学も続けること…
約6ヶ月。
150文字が限界だった元プログラマーは、1,000文字ほどの記事をスラスラと書けるようになりました。
「何を書けばいいんだ…」だった思考は、「書きたいことを書いたら1,000文字こえちゃった」になりました。
ツイッターでは読者から感想が寄せられ、自分の記事が人の役に立っていることを実感しました。
そこそこ記事を書けるようになったためか、大きなニュースメディアに週刊連載することにもなりました。
(ここでもまた苦難があるのですが、それはまた別の機会に…)
私の記事力の土台は泥臭かった
…そんなわけで、とーーーっても泥臭くて地味〜なことをやって、今の私の土台ができたわけです。
私の記事力の原点はここにあるので、コピーライティングを学んでなくても、読みやすくて分かりやすい記事を書けます。
私がコピーライティングより基礎を重視する理由もここにあります。
そういえば、私が3年前に出した文章術のレポートは、アフィリエイトでめっちゃ稼ぐ人たちにも紹介してもらえました^^
みんな文章と言えばコピーライティングですから、文章の基本に焦点をあてた私のレポートは珍しかったようです。
自分の伝えたいことをすんなりと文章にできると、けっこう生きやすくなります^^
たとえば、社内メール。
作業の指示や報告書など、今までうまく伝わらなかったことが伝わりやすくなります。
伝えたいことをスラスラ書ければ、書くときにイライラしないし、相手もすんなり理解できてイライラしなくて済みます。
お互いハッピー。
他にも、就活で書く自己PR欄。
自分の強みをアピールしやすくなり、文章自体も他の応募者と違うので目立ちやすいです。
出会い系のプロフィールにも活かせるでしょうね(笑)
アフィリエイトなら、記事を書くときの苦痛がだいぶ軽減されます。
それどころか、自分の言いたいことをガーッと書けるので、記事を書きあげた瞬間はスッキリした気分になります。
友人に愚痴を吐き出した後の感覚に似てます。
「書けること」は強いですよー。
大手サイトを運営する会社は、Webライターに1記事あたり数千円の報酬を払います。
それだけ「記事を書ける技術」は価値があるのです。
Webで文章術を学ぶ欠点
へっぽこ時代の私はWebを読みあさり、文章を学びました。
ですが、今から記事を書けるようになりたい人に同じようにWebで情報収集する方法を勧める気にはなりません。
この方法、やってみると重大な欠点がわかります。欠点は3つあります。
Webで文章術を学ぶ1つ目の欠点
いろんなサイトの記事から情報を得ると筆者の言い分の違いに悩まされるのです。
たとえば、英字や数字は全角にすべきか? 半角にすべきか? という問題。
筆者によって答えが変わる問題のひとつです。
これ、なんとなくの気持ちで全角か半角か決める人が多いです。
でも、私は「明確な理由」をもってどちらにするか決めてます。
こうした小さな問題に悩む初心者さんは多いですね。
道路の凸凹を前にするたび、右に避けるか左に避けるか、はたまた上をまたぐか…。
そんなふうに悩んでいたら、ちっとも前に進めません。
小さな問題はすぐ突破しないと時間がもったいないです。
筆者の言い分の違いに悩む時間を記事執筆に使ったら、そのぶん早く上達します。
読者も早く集まります。
Webで文章術を学ぼうとすると、どの情報が正しいのかわからず、意外とムダな時間をくいます。
Webで文章術を学ぶ2つ目の欠点
Webにある解説は、プライドの高い人たちが書いているのか小難しい言葉が多いと私は感じます。
私は自分のプライドよりも相手に伝わることを重視するため、多くの人から「記事がわかりやすい」と好評です^^
Webには「読者思い」の記事が少ないので、頭をフル回転させて読んでも疑問が解決しないことがあります。
Webで文章術を学ぶ3つ目の欠点
Webの記事は、筆者が書きたいことだけ書いてあることが多いです。
読者のために書いた記事ではなく、筆者が自己満足するために書いた記事が山ほどあります。
そのせいか、(昔話のところでも言ったとおり)記事の書き方について学びやすく解説されたサイトは見たことがありませんでした。
今も記事の書き方を「イチから順番に効率よく学べるサイト」なんて、無いのでは…?
これらの欠点から、Webで文章術を学ぶのは非効率です。
- 筆者によって言い分が異なり、どちらにするか悩んでムダな時間を使う
- 小難しい解説が多く、理解しにくい
- 筆者の書きたいことだけ書いてあり、学びにくい
そんな非効率なことをしなくても…私が泥臭くて地味な勉強をし続け、強制的に記事をさらされ、恥ずかしい思いをしながら見つけた記事の書き方。
いえ、もっと期間は長かった。
数年間のサイト運営の仕事と、数年間のアフィリエイト生活で見つけた「Webの記事の書き方」の答え。
ほんと、たくさんの失敗を乗り越えて、やっと見つけたものです。
その私の見つけた答えを学んでもらったほうが記事の書き方を知るには効率が良いです。
「文章術の本を買いあさって勉強しろ!」
「半年間、Webを読みあさり武者修行しろ!」
「とにかく書きまくって上手くなれ!」
なんて言い分は、もう聞かなくて良くなります。
今までは優良な教材がなかったために、上達方法がうやむやな根性論のような方法しかありませんでしたが、それももう今日でおわりです。
変な遠回りはせず、明日0時(今夜24時)から販売開始の私の教材でスムーズに良い記事を書けるようになってください^^
私が膨大な時間をかけて数々の技術をかたっぱしから試し、読者の反応が良くなった記事のコツをまとめた教材です。
「ねこヨーさんの文章は読みやすいなぁ」と感じてもらえているなら、そのコツもわかります。
詳しいことは教材の販売ページを見てください。
前もって販売ページをお伝えしておきますが、まだパスワードがかかっており表示されません。
本日24時、日付が変わった瞬間に販売ページを閲覧&購入できます。
ねこヨーグルトの集大成、Webの記事の書き方がわかる教材はこちら。
おまけ話
教材には、私がサイト運営の仕事をしてた頃に取材で行った東京ゲームショウでの失敗談など、ライターならではの事例もあります。
もちろん記事執筆に関する重要なことを学べる話です。
ライターがまとめた「Webの記事の書き方教材」はなかなか無いので、必要でしたらどうぞ^^
上で話した「英数字は全角か、半角か」の答えも明確な理由とともに載ってます。
今まで記事の書き方について順序立てて学べる機会が無かったために、多くの人は魅力のない記事を量産してきました。
でも、今夜。
魅力のない記事…読者を集められない記事からやっと卒業できる機会がやってきます。
実はもう先行販売をしまして、たくさんの人に買っていただきました。
みなさん、記事の質を高めることの大切さを理解されてます。
明日から少しずつ、みなさんの記事の質が上がると思うとライターの私としては、とても嬉しく、とても楽しみです^^
アフィリエイトでまだ成果が出ていない人、Web集客に悩む個人事業主、企業のWeb担当者…記事で悩む人の多くに、きっと私の教材は役に立ててもらえるでしょう。
本日24時から販売開始です!