「ほったらかし収入なんておかしい」と検索して来た人がいたので、今回は誰もが憧れる不労所得(ほったらかし収入)について考えます。
ほったらかしで収入を得ることはおかしいこと、いけないことなの?
何をやっているか分かりやすいと褒められる
私はほったらかしで収入を得ることについて、一概に「悪い」とは言えないんじゃないかなぁ、と考えます。
例えば、あなたがサラリーマンを辞めてラーメン屋になる決心をしたとします。
でも、ラーメンを作る知識も技術もありません。
そこで、お気に入りのラーメン屋に弟子入りして修行をしました。
数年後、あなたは念願の自分の店を出し、客足も上々。
今では育てた弟子たちが店を切り盛りしてくれるため、ラーメン屋オーナーのあなたは家で寝ていても収入を得られます。
…という場合ほったらかし収入なのですが、これは悪でしょうか?
おそらく、これを実現したらあなたの周りの多くの人は「自分の店を持つなんてすごいじゃないか!」と称えてくれるでしょう^^
「ほったらかしで稼ぎやがって!」と怒られることは少ないはずです。
しかし、「アフィリエイトで寝ながら収入を得ています」と語ると、たちまち「ほったらかしで稼ぎやがって!」と文句を浴びせられたり、「変なことしてない?」と怪しまれたりします。
この違いはなんでしょう?
私は、成果が周りから見えやすいかどうかにあると考えます。
ラーメン屋のオーナーとアフィリエイターは同じ
実は、ラーメン屋のオーナーとアフィリエイターは同じです。
分かりやすいように両者を比較します。
まず、ラーメン屋のオーナーの場合。
ラーメン屋のオーナーになるため、まずあなたはお気に入りのラーメン屋に入り修行をしました。
数年間の修行の後、念願の店を構えました。
弟子も育てました。
これらの努力の結果、ほったらかし収入を得られました。
アフィリエイトで稼ぐための道筋も見てみましょう。
アフィリエイトで稼ぐには知識と技術が必要なので、教材を買ったり、稼ぐアフィリエイターに弟子入りしたりして修行しました。
修行をして自力で稼ぐ力を身につけ、ブログやサイトを育てました。
これらの努力の結果、ほったらかし収入を得られました。
さて、ラーメン屋のオーナーとアフィリエイターに違いはあるでしょうか?
自分の腕を磨き、自分の分身を育てて代わりに働かせる。
すると、ほったらかしで収入を得られる。
これ、世の社長も同じことをしていますよね。自分の代わりに社員を動かしています。
ほったらかしで収入を得ることは別に変わったことではありません。
世間にあふれています。
しかし、アフィリエイトの場合は外から何をやっているかが見えにくく、成果も見えにくいために周りからも称賛されにくいです。
ラーメン屋のように実店舗があり、行列でもできていれば分かりやすいですが…。
目に見えるものがなければ、周りの人も何を褒めていいか分からないでしょう。
そんなわけで、世の社長さまやラーメン屋のオーナーが「すごいすごい!」と褒められる一方で、同じことをするアフィリエイターは「こんにゃろー!」と叩かれるという、なんとも不思議な現象が起きています。
不労所得のために何をしているかが重要
不労所得という共通の面でラーメン屋オーナーとアフィリエイターを並べました。
私が考えるに、「不労所得」という結果と同じくらい、「何をして稼いでいるか」の手段も重要です。
上に書いた「アフィリエイターがこんにゃろーと叩かれる」理由は、「生態その6:アフィリエイターって詐欺師でしょ?」で語ったように、人を騙して稼ぐ悪い人がいることも原因のひとつです。
つまり、人を悲しませるような悪いことをして稼げば悪ですし、人を喜ばせた対価としてお金をもらえば素晴らしい仕事なのです。
ラーメン屋の例でも、ラーメンの味が素晴らしくて行列ができれば素晴らしいことですが、ラーメンがマズイのに宣伝にお金をかけたり、サクラを使って行列を作ったりすれば、褒められませんよね。
人を喜ばせて収入を得ているなら、それが労働でも不労所得でもどっちでもいいと私は思います。
不労所得を得る人はその仕組みを作るだけの努力(修行)はしたわけですから。
とりあえず「ほったらかし収入だとぉ! 許せん!」と他の人に構う時間があったら、自分の不労所得の仕組みづくりに励んだほうが人生は豊かになりますね^^
社会貢献できるような良い不労所得の仕組みを作っていきましょう。