最近ブログの更新がごぶさたですが(汗)
今月30日のセミナーに向けて準備してました。
準備は上々、配布する資料も昨日で全部印刷できましたし、あとは急な雨漏りやトルネードに襲われないことを祈るのみです(笑)
さて、先日フェイスブックに書き込んだこと(以下参照)について反応が良かったので、今回は同じ話を別の角度から語ります。
上の書き込みを読むのが面倒な場合に要約はこちら↓
「就職の道を否定するなら、一度就職してみて自分で感じたことを言葉にしたほうが、より人に伝わる熱い言葉を出せるから、人から聞いた話をそのまま話すだけじゃなくて、ちょっとお試しで一度就職してみたらどうでしょ?」
では、アフィリエイトのおかげでサラリーマンから個人事業主になれた私が、わざわざ就職を勧める理由って一体なんでしょう?
独立・起業するために就職は必要?
この疑問に対して、私はこう答えます。
「一度は就職したほうがいい」
しかし、その理由は昔の頭のカタイ人と同じではありません。
飲み会のルールを学ぶためとか、社会人ならではの名刺交換のルールを学ぶためとか、世間体を保つためとか、そういう表面上のことではありません。
私が言いたいのは、「就職して、人として当たり前のことを身につけよう」です。
人として当たり前のことが身についているなら、学生さんでも就職しないで起業したら良いと思います。
社会人で身についていないなら、会社でもう1回叩き込まれるといいのです。
私の言う「人として当たり前のこと」とは、例えば「約束を守ること」があります。
分かりやすく、逆の「約束を守らないこと」の例を挙げましょう。
あなたも相手にやられたことがあるかもしれません。
約束を守らない人たち
- 販売者が販売ページに書いた商品、サービスを提供しない
- アフィリエイターが特典ページに書いた特典を提供しない
- 待ち合わせ時間やコンサルの時間に遅れる
などなど。
あなたがお客さんの立場だとしたら、上の人たちをどう思いますか?
…おそらく「もうこの人にはついていかない!」と思うでしょう。
私も二度とその人から何かを買おうとは思いません。
でも、約束を守らない人は情報商材アフィリエイトの業界に意外と多いですね…(汗)
(それがアフィリエイト=詐欺やイメージ悪化の原因の一つだと私は思います)
学生のノリでお金をもらっちゃう人たち
なぜ、約束を守らない人たちがいるのでしょうか。
答えは簡単。
学生時代のノリのまま、商品やサービスを提供するからです。
学生時代には待ち合わせ時間に遅れても「メンゴメンゴw」で済みました。
学生時代には提出物が遅れても「すみませーんw」で済みました。
しかし、社会人相手にはそうはいきません。
正当な理由があるならまだしも、ちゃんと約束を守れないことは自分の信用が崩れることを意味します。
その社会の厳しさ、社会人を相手にすることの厳しさを知らないと学生さんは同じ学生さんしかお客さんにできません。
「俺のブログは学生がターゲットだからさ」と読者を絞り込んでいるようで、実は社会人から相手にされないだけ…なんてこともありえます。
「いいんだよ、学生だけ相手にして稼げれば」
「いいんだよ、オレ月100万稼げてるし」
という人には私は何も言いません(言えません)。
ただ、お客さん一人あたりの購入回数を上げるため、難解な計算式やコピーライティングに夢中になるよりも、私は「もっと人間を見ればいいのに…」と思います。
人間を見れば、約束を守らないと相手は怒って遠ざかってしまうことくらい簡単に分かりそうなものですよね…。
計算式から感情は読み取れません。
人として当たり前のことを守れば、守らない場合に比べて必ず購入回数は上がります。
大金を稼ぐ学生さんにはもっと人間を見てほしいな…と思っちゃいます。
(人を見ていない社会人も同じですが)
大金を稼ぐ人=正しい人?
ちょっと余談。
人として当たり前のこと…例えば約束を守らない人でもアフィリエイトで大金を稼ぐことは可能です。
基本的に一人作業ですから。
すると、後からアフィリエイトに挑戦し始めた人はその大金を稼ぐ人を見て「あ、この人はこういう態度で稼いでいるから、きっとこれが正しいんだ!」と思ってしまい、同じように仕事をしてしまいます。
「大金を稼ぐ人=正しい」という先入観、私たちの頭になぜかありますよね。
とくに「社長」の肩書きまで見せられたら、「この人は立派に社会貢献してるに違いない!」とまで思ってしまいます。
実際は税金対策で法人化しただけの「社長」だったり…。
私はこのブログを開設して少し経った頃から「アフィリエイトで大金を稼ぐ人は『スゴイ』のであって、『正しい』とは限らない」と感じたことを伝え始めました。
正しい人もいますが、ごく少数です。
大金を稼ぐ人を見たとき、社会人なら自らの経験から「おいおい、そのやり方はいくらなんでも…」と違法な手法かどうかを判断して、その人の真似をするか決められます。
でも、学生さんは経験が少ないため、「この人はこのやり方で稼げてるんだから、これが正しいんだよ!」と簡単に真似してしまいます。
純心な学生さんに悪いことを教えないでほしいですよね…。
なんて願っても、悪い人はどんどん人を騙して引きずりこみます。
それで稼ぐわけで、今後も絶対にやめないでしょう。
となれば、学生さんが自分の身を自分で守るしかありません。
そのための社会人経験でもあります。
※アフィリエイト業界には正しい人もいます。学生さんは善悪の区別ができるよう、知識や経験を積むことが大事です。
まとめ
長くなりました。
上の理由から、改めて「独立・起業するために就職は必要か」の答えを言うなら…
「人として基本的なことができるなら、就職は不要。でも、あまりにもそれができていない学生さんが多いから、会社で身につけてから独立・起業したほうがいいんじゃない?(提案)」
が私の答えです。
(将来独立・起業するときに会社で必要な技術も学べますし)
何を隠そう、私も学生時代はぬるい人間で(ゆるい、ではない)、会社でやっとこさ人として当たり前のことを学んだ人間です。
だから偉そうなことは言えませんけど…後に続く人の参考になれば幸いです。
ちなみに、独立・起業したとき社員やバイトを募集するなら、なおのこと社会人経験はあったほうがいいです。
後輩に仕事を教える方法とか、後輩との信頼関係構築とか会社で学べますから。
変な指導にならないよう、先輩や上司がつきっきりで教えてくれるのもありがたいことです^^
でも、アフィリエイトを始めるなら時間がたっぷりある学生のうちに始めるとやっぱり強いですね。
1日まるまるアフィリエイトに時間を割けるのは社会人には不可能なので…。
で、一人で稼ぐうちは良いですが、人と密接に関わって仕事をするようになったとき、今回書いたような人として当たり前のこと…「人間性」が求められると私は思います。
あなたは約束を守らない人から何か買いたいと思いますか?