「働く意味ってなんだろう?」
私がサラリーマン時代にずっと疑問だったこと。働く意味。
「生活費を稼ぐため」とそれっぽい答えは持ってました。
が、その答えだと「今の仕事じゃなくてもいいじゃん」ともう一人の自分がツッコむわけです。
「生活費のためなんて、味気ない答えだ」とも思ってました。
私が「働く意味」「仕事で心が満たされない理由」を見つけたのは、サラリーマンを辞めて会社の外に出てからでした。
なぜ、仕事で心が満たされない?
仕事はキツイもの。ツライもの。イヤなもの。ガマンしてやるもの。しぶしぶやるもの。………。
プログラマー時代の私が「仕事」と聞いて連想したものです。
つらい日々が仕事のイメージを最悪のものにしました。(参考:自己紹介)
一方、今の私がもつ「仕事」のイメージは正反対です。
仕事とは「やりがいがあり、人生を豊かにするもの」。
(カッコつけた言い方ですが、たしかにこのように感じています)
なぜ、これほどまでに仕事に対する考え方が変わったのか?
理由は、以下の4ヶ条を満たせたからです。
- 心からやりたい
- 感謝される
- 生活できるだけの収入がある
- 過剰なストレスがない
人生を豊かにする仕事の4ヶ条、詳しく話しましょう。
1. その仕事は心からやりたいもの?
あなたの今の仕事は心からやりたいものですか?
会社や上司、他人の命令で嫌々やらされていませんか?
あなたの心が拒否反応を起こす限り、その仕事をすればするほど心はすり減ります。
「こんなことやりたくない!」
「自分のやりたいことは別のことだ!」
心が叫ぶなら、素直にそのとおりにするべきです。
「仕事とは嫌なことでもやるものだ!」
「やりたいことをやるなんて自分勝手は許されない!」
と、自分の心を痛めつける必要はありません。
自分で自分を縛る限り、決して仕事で心が満たされることはありません。
2. その仕事は人から感謝される?
あなたは毎日人から感謝されますか?
私がプログラマーの頃、仕事をがんばって終わらせても、「本当の感謝の言葉」はもらえませんでした。
先輩から「ご苦労さん」の意味で似た言葉はもらえましたが、それはまったく心に響かない言葉でした。
本当の感謝の言葉とは、相手が笑顔で「ありがとう!」と言ってくれる言葉です。
「あなたのおかげで助かった!」
「あなたの力が役に立った!」
などなど。
本当の感謝の言葉をもらえない仕事にやりがいはありません。
やりがいが無ければ、「自分じゃなくてもこの仕事はまわるな」と思ってしまい、働く意味を見失います。
ありがたいことに私は感謝の言葉をたくさんもらえます^^
文章術教材を出してからは、より多くの感謝の言葉が届くようになりました。
「よくぞ初心者向けの教材を作ってくれた!」と、いろんな人から感謝が届きます。
人から本当に感謝されれば、自分を必要とされていると感じ、生きる気力にも繋がります。
自分の価値や自己評価が高まるのです。
3. その仕事は生活できるだけの収入を得られる?
やりたいことをできても、感謝の言葉をもらえても、生活できなければ心は満たされません。
たびたび安い給料の職業が話題になりますね。保育師、介護師、マッサージ師、イラストレーター、アニメーター…。
自分のがんばりに対して相応の報酬がもらえない仕事をする限り、自己評価は低くなります。
生活レベルも低いまま、娯楽もできず、「何が楽しみで生きているんだろう…」と気分が落ち込みます。
給料の高い仕事に変えるか、副業で収入を補わない限り、気持ちは沈んだままでしょう。
4. その仕事はストレスだらけじゃない?
自分の時間がない。
人間関係が面倒くさい。
仕事内容が不満。
ムダな会議や飲み会が多すぎる。
通勤時間が長すぎる。
休日出勤が当たり前。
有給を自由にとれない。
残業代が出ない。
転勤が多い。
………。
いくら給料が良くてもストレスの多すぎる仕事は、心が満たされるどころか疲れきってしまいます。
「自分の時間がない(ずっと仕事している)=充実している」と錯覚する人が多いですが、本当の充実とは「自分のやりたいことを思う存分できる」です。
やりたいことが仕事なら問題ありません^^
4ヶ条を満たすとこうなる!
これらを満たす仕事をするとどうなるでしょうか。
- 心からやりたい
- 感謝される
- 生活できるだけの収入がある
- 過剰なストレスがない
一番大きいのは、心が満たされることです。
心が満たされれば、人様の幸せっぷりに嫉妬することが無くなります。素直に祝えます。
また、人様の失敗に喜ぶみじめな自分がいなくなります。素直に応援できます。
心が満たされないと、人の成功を妬んだり、人を傷つけることを言っちゃったり、なんとも醜い行動をしちゃいます。
で、周りからも距離を置かれちゃう。余計に満たされない。悪循環……。
自分の心を満たせば、人に優しくできます。
もし、人に優しくできるようになりたいなら、まずは自分の心を満たすところから始めましょう。
この話を拒否することは簡単。だけど…
今回の話を拒否することは簡単です。
「そんな仕事あるもんか!」
「あなたは運が良かっただけでしょ」
「あんたは才能、技術があっただけだろう」
会社勤めが長い人ほど、これらの言葉が口から出てしまいます。自分の本音を隠して。
(プログラマー時代の私もおそらく言ってた。心が満たされてなかったから)
今の私は思います。
「あなたの人生、もっと自分で大切にしませんか?」と。
「他の生きる道もあるのでは?」と思えたら私がこの記事を書いたかいはあります。
でも、そう思える人は少ないでしょう。
「そんな簡単に現状は変わらないよ…」
「どうやって変えろって言うんだ…」
と、なかば自分の人生を諦めてしまっている人が多いように感じます。
しかし、自分の人生を自分が諦めてしまっては、助けてくれる人はいません。
自分が動くしかないんです。
「自分の人生、このままでいいのか?」「いや、いいはずがない」
少しでもそう思ったら、行動することをおすすめします。
私たちは20歳から約40年間は仕事に時間を費やします。
それほど長く付き合う仕事。どうせなら人生を豊かにできるものを選びませんか?
悩みばかり生み出し、自分を苦しめる仕事に時間を費やす必要は無いはず。
もっと人生を大切にすれば、人生が楽しくなります。
新しい道を見つける方法は、ハローワークや転職サイトを見る以外にもあります。
あなたの理想とする成功者が出す情報を見逃さないようにしましょう。
(私の考え方、ノウハウでよければこちらをどうぞ)
自分の人生を良くすることを前向きに考え、積極的に行動することが現状を変える方法。
今回の記事が働く意味を見失ってしまったときのヒントになれば幸いです。