食べ物

とろけすぎ注意。ランチ価格でグルメ番組並のお肉が味わえる原宿の「ビストロ・ル・マン」

肉

駅を出たときの私には想像できなかった…。まさか、原宿の路地裏にあんな感動が待っていたなんて!

テレビのグルメ番組では、よく美味しそうなお肉が登場して、グルメリポーターが「とろける~!」とか「ほどける~!」とか言ってますよね。私はあんな素敵なお肉とは無縁な人生だと思ってました。だって、お肉1つで5,000円くらいするじゃないですか。美味しいものを食べたいと思っても、さすがにそこまでは出せないぜ…っていうね(汗)

しかぁし! 私はついにランチ価格で出会ってしまった…。

ゆでたジャガイモよりやわらかいお肉に。

 

これが豚バラだって? ウソだろう…

原宿駅から徒歩10分。iPhoneを片手に原宿の路地裏を進むと、ひょっこり顔を出すお店が「ビストロ・ル・マン」です。お店の外にはテラス席もあり、晴れた日は外の空気を吸いながら食べるのもセレブリティな自分に酔えて楽しそう。

美人のお姉さんに案内され席につき、私が注文したのは日替わり定食の「豚バラのゆずこしょう焼き」1,300円。ここのお店のランチは1,000円のエビカレーが有名みたいですが、豚バラに惹かれちゃいました。

「豚バラか…。豚のしょうが焼き定食みたいに、数枚のお肉とご飯が出てくるのかな」と知識のない頭で妄想すること10分近く。目の前に運ばれたお皿を見て驚愕。

スペアリブっぽい肉塊が来たー!

店内はおしゃれで写真を撮れるような雰囲気ではなかったため、公式の写真をどうぞ。
肉塊を見る。

このお肉がスゴイんですわ。ナイフを入れると、ゼリーを切るようにスッと通り抜ける。隣にあるジャガイモよりやわらかいってどゆこと!? グルメリポーターが言う「切らなくても切れる」とはこの事か! と思いました。

ぷるぷるのお肉をドキドキしながら口に入れると、塩こしょうの辛味とお肉のおいしさ、超やわらかい豚の角煮のような食感が広がります。ぅおおおーいしー!!
一人だったので終始ポーカーフェイスでしたが、誰かと行ったら顔を見合わせてニンマリし合ったことでしょう。

幻の「とろけるお肉」…私にグルメリポーターと同じ体験をさせてくれたシェフに乾杯!

 

そうそう、上の公式の写真ではお皿にパンがありましたが、ライスかパンを選べます。私はライスを選択。最初はご飯の量が少ないかなと思いましたが、お肉の油でお腹がかなり膨れるのでちょうど良かったです。お店を出る頃には満腹でお腹が苦しくなりました。うん、満たされた! 大食いの人ならペロリといっちゃうんでしょうね。

 

庶民の私にこの皿を完全に理解することはできなかった

最近野菜不足の私。実は野菜目的でお店を探して訪れたのです。豚バラに惹かれて頼んだものの、お皿に野菜も乗っかってるのを見たときは「よっしゃ」と思いました。

んが。野菜にかかったドレッシングが酸っぱかった…。コレ、女性にはウケが良いかもしれませんが、庶民的なお口の私にはスーパーで売ってる「キュー●ー すりおろしオニオンドレッシング」のほうが美味しく感じました。もしかすると、油っこいお肉との調和を考えてサラダは酸っぱくしているのかもしれません。

追記:先日再訪問したら、野菜のドレッシングが酸っぱくありませんでした。味を変えたのでしょうか。私にとっては最高の一皿になりました!

 

行くなら12時の開店と同時に飛び込もう

土曜日のせいか13時頃からお客さんは増え始め、みるみるうちに満席近くに。休日に行くならランチタイムの始まる12時に入ったほうがよさそうです。

私が今回食べた豚バラは日替わりメニューでした。レギュラーじゃないのが残念です。あったらぜひお試しを!

ちなみに、私の座った席の後ろのボードに日替わりメニューが書いてあったため、お客さんが来るたびに
店員さん「本日の日替わりメニューはあちらです」
お客さん(チラッチラッ)
と視線を感じました。き、きになる…!(笑)

 

とにもかくにも、とろけるお肉が都市伝説とかテレビの作り話とか思ってるなら、実在する「とろけるお肉」を食べてほしいです。めっちゃ美味しいから!

ビストロ・ル・マン
月曜定休
ランチ  12:00~15:00(ラストオーダー14:30)
ディナー 18:00~23:00(ラストオーダー22:00)

※冒頭の写真はお店と関係ないイメージ画像です

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