前回の話の続きです^^
前回は、ゆとり世代の育った過程を内側から見てみました。
これで他の世代からも、彼らがどういうふうに育ってきたのか分かりやすかったかと思います^^
で、今回はゆとり世代の悩み?
「逃げちゃダメなのか?」について話します。
逃げるってなにさ?
結論から言えば、私は「逃げたっていいんじゃない?」と思います。
でも、そもそも「逃げる」ってなんでしょうね?
郵便局員が怒られたくなくて配達物を隠すこと?
会議に出るのが嫌で会社を休むこと?
そもそも通勤時点で帰宅しちゃう?
ふーむ、これらはさすがに私もNGかと…(汗)
でも。
「退職する」っていうのは私からすれば、十分アリです。
「退職=負け」 の意味不明なイメージ
学生は卒業したら就職しなくてはいけない。
そのために小さい頃から必死で勉強し、有名な大学を目指せ。
無事就職できれば、盛大に祝おう。
もし退職したら、早く次の就職先を探すべし。
………。
もう、今の日本は「就職がすべて」と言わんばかりですね。
就職しないと負け組、みたいなイメージがあります。
でも、よくよく考えてみれば、就職していないからと言って人生ダメになるわけじゃないですし、就職していないからと言ってすぐ死ぬわけではありません。
ぶっちゃけ、会社以外の収入源を作ってしまえば、就職なんてしなくても生きていけます。
あなたにそうした発想が生まれないのは、「会社に入ることが唯一の生きる道」と小さい頃から教えられてきたからです。
あ、べつに起業しましょうとか、独立しましょうとか、難しいことを言う気はありません。
まずは、おこづかい程度に。
次は、副収入程度に。
やがては主収入へ。
こうして会社以外の収入源を育てていけばいいだけの話です^^
で、十分に育ったら退職でもなんでも自由に生きればいいんじゃない? と。
これが私の「逃げてもいいんじゃない?」の意味です。
上司の機嫌をとることが人生の目標じゃないですから。
でも、会社以外の収入源を作る方法をよく知らないから、あなたは始められないのでは?
それなら、このサイトを色々と読んでみてください^^
何かヒントをつかめるかもしれません。
いつまで不幸自慢する気?
なんて偉そうに言う私も、昔は会社に勤めることが唯一の生きる道だと思っていました。
私が会社にいた頃は、毎月のように「今月、残業時間40時間超えてさー」「あー、俺は60いったよ」「こっち100いきそうなんだけど…」と、残業自慢をしていました。
今考えれば、こんな自慢はなんにも生みません。
今の私といえば、周りはビジネスの話をする仲間ばかり。
「あの方法はよかった」とか「こうすると反応がいい」とか「あれが喜ばれて報酬が上がった」とか。
会社にいた頃は聞けない話ばかり耳に入ってきます^^
同じ方向へ向かう仲間がいるのは心強いですね。
よく言われる「自分の収入は周りの人の収入に比例する」はこういうことか! と思いました。
人付き合い、大事です。
会社にいた頃は自分らしさが奪われていた
私って、「評価」をとても気にする人なんですよね…。
学生時代は授業で「図工」や「美術」がありましたけど、「自由に作っていいよー」と言われると手が止まりました。
先生の評価を気にしていたせいです。
これは会社でも同じですね。
上司に評価され、給与や賞与が決まります。
でも、人間が人間を評価するなんて、なんともおかしいことですね。
完璧な人間はいないわけで、他人に評価されて給与が決まるなど、いやはやなんとも…。
そんな、会社では自由な発想ができなかった私も、今では自分のやりたいようにやっていて、変なマンガも作って多くの人に喜ばれています(笑)
しかも、稼げている、と。
こんなこと会社ではできませんでしたねー。
私の稼ぎはまだ副収入レベルですが、会社に行くよりずっと良いです^^
楽しいし、自分に合っています。
私はこれからも、会社なんていう自分を失う場所に行くことはないでしょう。
自分だけの収入源を増やし、好き勝手に生きます(笑)
だから
小さい頃から「個性が素晴らしい」と育てられてきたゆとり世代なら、こうした自分を表現する方法で稼いでもいいんじゃないでしょうか。
就職がすべてじゃないです。
自力で稼げたら、打たれ弱さなんて関係なくなります(笑)
「就職しなくてはいけない」
こんな固定概念から抜け出すことも長い人生では必要かと^^
「就職できない自分はダメなんだぁ…」
こんなふうに思っているなら、「ダメじゃないですよ」とだけ言っておきます。
あなたは自分を活かせる場所にいないだけです。
まずは自分の強みを見つけましょう^^
ということで、元気の無いゆとり世代へ向けた記事でした!
ねこさん、てつです。
Twitterでは楽しいツイートで和んでいます(^^)。
ゆとり世代論・前後編を興味深く読みました。
時評を読むのが好きです。
私はゆとり世代より10年は先行く「団塊ジュニア世代」です。
自分探しという言い訳でフリーターやってたら、
いつのまにかニートになって・・・みたいな。
バブルを知らない始めの世代で、気がついたら就職氷河期でした。
2記事を通してゆとり世代の方たちに感じたことは、
10歳年上の人たちよりも自分へのしばりがきつくて、
選択肢がないように見えているのでは?です。
就職がすべてでと思い込んでたとえ就職できても、
心身を病んで休職・退職する人たちを見てきました。
私自身パニック障害持ちなので、就職先できつかったら
「逃げていいんだよ、選択肢はあるから」とアドバイス
するようにしています。
生きてほしいから。
状況を聞いたうえで、
何の公的サービスが使えるのかなど具体的にいいます。
今なら「外で働けないんやったら、家でも働けるよ」といいます。
ちょっと離れたところでみたら選択肢はあるのだから、
選択肢を教えてあげることもねこさんや私の仕事ですね。
応援していきます。
>てつさん
渾身のコメントありがとうございます。
団塊ジュニア世代も大変そうですね…。
ゆとり世代にはゆとり世代の悩みがあります。
てつさんのように理解のある人が周りにいると
助かるんですけどね^^
私は評価されると途端に力を発揮できなくなるので、
フリーが合っています(笑)