「アクセスアップに繋げるGoogleアナリティクス講座」第7回です。

今回は、訪問者のPC環境を見てみましょう。

そんなことも分かっちゃいます(笑)

 

アクセスアップに繋げるGoogleアナリティクス講座

 

「PC環境」ってなに?

PC環境」とは、「訪問者の使うパソコンやスマートフォン」のことです。

注目する指標は以下の3つ。

  1. ブラウザ
  2. オペレーティングシステム
  3. 画面の解像度

 

「ブラウザ」を見てみよう

Google アナリティクス」にログインして「マイレポート」を表示したら、「ユーザー」をクリックします。

赤線で囲った部分が「PC環境」の指標です。

Google Analytics_PC環境

 

「ブラウザ」では、セッションがどんなブラウザを使うのか見られます。

ブラウザの説明はこちら。

Google Analytics_PC環境

 

赤線の部分でブラウザごとのPV数などを見られます。

この例では、IEの次にPS3を使うセッションのPV数が多いですね。

ゲームブログ特有の傾向です。

Google Analytics_PC環境

 

「ブラウザ」の対策

ブログのデザインを決めるとき、あなたの使うブラウザだけで確認すればok、ではないです。

人によって使うブラウザは違うので、他のブラウザでもあなたのブログの表示を確認しておきましょう。

もしかしたら、ブラウザによってブログのデザインが崩れるかもしれません。

アクセス解析を見て、よく使われているブラウザで確認します。

 

「オペレーティングシステム」を見てみよう

「オペレーティングシステム」では、セッションがどんなOSを使っているのか見られます。

Google Analytics_PC環境

 

「オペレーティングシステム」の対策

OSではWindowsやMacが有名です。

しかし、最近はiPhoneやAndroid利用者も増えてきました。

もし、iPhoneやAndroidの割合が多いなら、「スマートフォンの最適化表示」を考えましょう。

※スマートフォン最適化:スマートフォンで見やすいようにブログの表示方法を変えること。

 

アメブロなら自動でスマートフォンに最適化されます。

ワードプレスの場合、「賢威」のようなテンプレートを使えば簡単に対応できます。

 

また、訪問者にMacの割合が多い場合、あなたがもしブログでツールなどを紹介するなら、「Mac対応」のものを紹介すると喜ばれます^^

Windows専用ツールにガッカリするMacの利用者は多いです。

 

「画面の解像度」を見てみよう

「画面の解像度」では、訪問者の使う画面の幅や高さが分かります。

「幅x高さ」で表示されます。

Google Analytics_PC環境

 

「画面の解像度」の対策

ブラウザと同じく、訪問者によって画面の大きさも様々です。

小さい画面を使う訪問者からすれば、横に大きなブログは使いにくく感じます。

ブログのデザインを決めるとき、「幅を1,000 px以内にしましょう」と言ったのはこのためです。

 

ただ、「画面の解像度」を見て、幅が「1,000」未満の訪問者が少なければ、ブログの幅を広げてもいいです。

時代に合わせていきましょう。

 

また、幅だけでなく高さも重要です。

表示される高さが分かれば、ブログを開いたとき最初に見える範囲に広告を張ることで、訪問者の目につきやすくクリックされる可能性も高まります。

 

ちなみに、「320×480」などの小さい数字はiPhoneやiPod touchの画面です。

iPhone(iPod touch)の場合、画面は小さいですが、サイトを閲覧するときは自動でサイトの幅に合わせて表示されるので、ブログの幅を考えるときは無視していいです。

ただ、スマートフォンの利用者が多いなら、上で話した最適化の表示には対応したほうがいいでしょう。

 

まとめ

訪問者の隠れたストレスを無くすため、また、稼ぐためにも、訪問者のPC環境を分析することは大事です。

ぜひ、試してみてください^^

 

次回は最終回、総集編です。

アクセスアップに繋げるGoogleアナリティクス講座総集編