「アクセスアップのためのアクセス解析講座」第3回です。

今回は、読者がブログにどのくらいの時間いるのか見てみましょう。

もちろん対策もします。

 

アクセスアップに繋げるGoogleアナリティクス講座

 

「滞在時間」ってなに?

滞在時間」とは、文字どおり「1つのセッションが滞在した時間」です。

 

しかし、アクセス解析は完璧ではありません。

Google アナリティクスの場合、「訪問者が最後に見たページの滞在時間は0」と数えられます。

 

つまり、訪問者が2ページ見て帰ったら、2ページ目の滞在時間は0と数えられます。

また、1ページだけ見て帰った場合はその1ページに何時間いようと0と数えられます。

なんだかおかしいですね。ここも参考程度に見ましょう。

 

「滞在時間」を見てみよう

Google アナリティクス」にログインして「マイレポート」を表示したら、「平均サイト滞在時間」をクリックします。

Google Analytics_サイト滞在時間

 

「滞在時間」が表示されました。

Google Analytics_サイト滞在時間

 

赤線で囲った部分で、何時の滞在時間が長いのかも見られます。

Google Analytics_サイト滞在時間

 

「平均サイト滞在時間」から分かること&対策

平均サイト滞在時間が長い場合

読み応えのある記事が揃う魅力的なブログと分かります。

 

平均サイト滞在時間が短い場合

魅力がないブログに思えますが、こんな場合も短くなります。

  • 常連さんが新着記事だけ確認して帰った
  • あるページを「お気に入り」に入れている読者が、そこだけ見て帰った

 

このように、「サイト滞在時間が短い=魅力がない」とは限りません。

滞在時間と一緒に「平均PV」や「新規ユーザーとリピーター」も確認して、本当に魅力がないのか、常連さんが多いのか見極めましょう。

 

サイト滞在時間を長くするには

上にも載せたこの図に注目です。あることに気付きませんか?

Google Analytics_サイト滞在時間

 

「うーん、なんだろう?」と真剣に考えると分析能力が上がります^^

自分なりの答えを出せたら、続きをどうぞ。

 

答えは…。

 

サイト滞在時間が延びている、です。

 

7月頭の部分、サイト滞在時間が少ないですよね。

7月2日(土)は滞在時間が3分7秒でした。

しかし、「平均サイト滞在時間」が4分43秒と出ていることから、約1分半も滞在時間が延びていることが分かります。

 

では、滞在時間が延びた理由を言いますと…。

(これも「なんでだろう?」と考えてみてください)

 

答えは…。

 

読者が求める記事を書いたからです。

しかも、ただの記事ではありません。「解説記事」です。

 

普通の記事の文字数としては、1,000文字くらいが適切ですが、「解説記事」は異なります。

読者が「詳しく知りたい!」という気持ちでブログに来たとき、「解説記事」があると喜びます。

解説記事の文字数は、どれだけ長くても構いません。

 

長い解説記事を書いたため、じっくり読む人が増え、滞在時間がのびました^^

 

読者が求める記事を書く

これが大事です。

 

そうそう、長い解説記事の間にクリック報酬型広告を置いておくと、報酬にも繋がります。

ファン作りにも報酬にも繋がる「役立つ記事」の作成、しっかりやりたいですね^^

参考:記事の書き方に悩んだときは

 

次回は、多くの管理人が悩む「直帰率」についてです。

「直帰率」からアクセスアップに繋げよう