「アクセスアップのためのアクセス解析講座」第3回です。
今回は、読者がブログにどのくらいの時間いるのか見てみましょう。
もちろん対策もします。
アクセスアップに繋げるGoogleアナリティクス講座
- 第1回:「平均PV数」からアクセスアップに繋げよう
- 第2回:「新規ユーザーとリピーター」からアクセスアップに繋げよう
- 第3回:「滞在時間」からアクセスアップに繋げよう
- 第4回:「直帰率」からアクセスアップに繋げよう
- 第5回:「コンテンツ」からアクセスアップに繋げよう
- 第6回:「トラフィック」からアクセスアップに繋げよう
- 第7回:「PC環境」からアクセスアップに繋げよう
- 第8回:総集編
「滞在時間」ってなに?
「滞在時間」とは、文字どおり「1つのセッションが滞在した時間」です。
しかし、アクセス解析は完璧ではありません。
Google アナリティクスの場合、「訪問者が最後に見たページの滞在時間は0」と数えられます。
つまり、訪問者が2ページ見て帰ったら、2ページ目の滞在時間は0と数えられます。
また、1ページだけ見て帰った場合はその1ページに何時間いようと0と数えられます。
なんだかおかしいですね。ここも参考程度に見ましょう。
「滞在時間」を見てみよう
「Google アナリティクス」にログインして「マイレポート」を表示したら、「平均サイト滞在時間」をクリックします。
「滞在時間」が表示されました。
赤線で囲った部分で、何時の滞在時間が長いのかも見られます。
「平均サイト滞在時間」から分かること&対策
平均サイト滞在時間が長い場合
読み応えのある記事が揃う魅力的なブログと分かります。
平均サイト滞在時間が短い場合
魅力がないブログに思えますが、こんな場合も短くなります。
- 常連さんが新着記事だけ確認して帰った
- あるページを「お気に入り」に入れている読者が、そこだけ見て帰った
このように、「サイト滞在時間が短い=魅力がない」とは限りません。
滞在時間と一緒に「平均PV」や「新規ユーザーとリピーター」も確認して、本当に魅力がないのか、常連さんが多いのか見極めましょう。
サイト滞在時間を長くするには
上にも載せたこの図に注目です。あることに気付きませんか?
「うーん、なんだろう?」と真剣に考えると分析能力が上がります^^
自分なりの答えを出せたら、続きをどうぞ。
答えは…。
サイト滞在時間が延びている、です。
7月頭の部分、サイト滞在時間が少ないですよね。
7月2日(土)は滞在時間が3分7秒でした。
しかし、「平均サイト滞在時間」が4分43秒と出ていることから、約1分半も滞在時間が延びていることが分かります。
では、滞在時間が延びた理由を言いますと…。
(これも「なんでだろう?」と考えてみてください)
答えは…。
読者が求める記事を書いたからです。
しかも、ただの記事ではありません。「解説記事」です。
普通の記事の文字数としては、1,000文字くらいが適切ですが、「解説記事」は異なります。
読者が「詳しく知りたい!」という気持ちでブログに来たとき、「解説記事」があると喜びます。
解説記事の文字数は、どれだけ長くても構いません。
長い解説記事を書いたため、じっくり読む人が増え、滞在時間がのびました^^
「読者が求める記事を書く」
これが大事です。
そうそう、長い解説記事の間にクリック報酬型広告を置いておくと、報酬にも繋がります。
ファン作りにも報酬にも繋がる「役立つ記事」の作成、しっかりやりたいですね^^
次回は、多くの管理人が悩む「直帰率」についてです。