「訪問者とリピーターを増やすアクセス解析術」でアクセス解析をする利点を書きました。
今回から「アクセスアップに繋げるGoogleアナリティクス講座」開始です。
第1回は「平均PV」をチェキラ!
アクセスアップは報酬に繋がるので、しっかりやりましょう。
※アクセス解析自体の説明や、おすすめのアクセス解析ツールについては以下をどうぞ。
参考:サイト運営の必需品。訪問者の行動がわかる「アクセス解析」を入れよう
アクセスアップに繋げるGoogleアナリティクス講座
- 第1回:「平均PV数」からアクセスアップに繋げよう
- 第2回:「新規ユーザーとリピーター」からアクセスアップに繋げよう
- 第3回:「滞在時間」からアクセスアップに繋げよう
- 第4回:「直帰率」からアクセスアップに繋げよう
- 第5回:「コンテンツ」からアクセスアップに繋げよう
- 第6回:「トラフィック」からアクセスアップに繋げよう
- 第7回:「PC環境」からアクセスアップに繋げよう
- 第8回:総集編
「平均PV数」ってなに?
単純に「PV数(ページビュー数)」と言った場合、「ブログを何ページ見られたか」を言います。
3ページ見られたら、3PV。50ページ見られたら、50PVです。
このとき、何人に見られたかは関係ありません。
これが「平均PV数」となると、「訪問者1人に何ページ見られたか」に変わります。
「Google アナリティクス」の場合、「平均PV数=PV数÷セッション数」で出されます。
(数式が苦手なら読み飛ばしてください)
※セッション数:訪問した人数。ただし、同一人物が30分以上の間隔をあけて訪れたら、「2セッション」と数えます。「セッション数」は「訪問者数」と違い、重複して数えられます。
平均PV数を見てみよう
「Google アナリティクス」にログインしてアカウント名をクリックします。
「レポートを表示」をクリックします。
「マイレポート」の「ページビュー数」をクリックします。
続いて、左側の「平均ページビュー数」をクリックすると「平均PV数」を見られます。
下の図では「3.95 訪問別ページビュー」と出ていますね。
1セッションあたり、3.95ページ見られていることが分かります。
右側の赤線で囲った部分をクリックすると、集計期間や表示方法を変えられます。
下の図は8月と7月を比較したところです。
青線のグラフが8月、緑線のグラフが7月なので、前月より平均PV数が下がっていることが分かります。
平均PV数から分かること&対策
「平均PV数」から、1セッションあたり何ページ見ているのかが分かりました。
では、平均PV数からどんなことを読み取れるのでしょうか。
平均PV数が高い場合
平均PV数が高い場合、以下の2つが考えられます。
- 魅力的な記事がたくさん読まれているので、素晴らしい
- 読者が目的の記事に辿り着けず迷っているので、よくない
なんと、真逆のことを言えるのです。
あなたのブログがどちらになるかは、記事の充実度と見せ方で分かるはずです。
見せ方が悪い場合は、目次などを作って読者が使いやすいブログにしましょう。
平均PV数が低い場合
平均PV数が低い場合、以下の2つが考えられます。
- 1ページだけ見て満足して帰っているので、素晴らしい
- 記事に魅力がなく、あまり読まれていないので、よくない
これも真逆ですね。
サイトとは違い、ブログの性質上、常連さんが増えるほどに「更新された1ページだけ見て帰る」ことが多くなります。
それなら良いですが、記事に魅力がない場合は大問題です。
急いで、記事の内容を増やすことが大切です。
※「魅力がない」と見極めるには、今後紹介する「直帰率」や「リピーター率」も合わせて見る必要があります。
つまり、平均PV数が高いから良い、低いから悪い、とは言い切れません。
自分のブログを見直して、良い意味で平均PV数を増やしましょう。
PV数の増加は、クリック報酬型広告の報酬増加に繋がります。
次回は、ブログにリピーター(ファン)がいるかどうかを分析します。