「アクセスアップに繋げるGoogleアナリティクス講座」第5回です。

今回は、滞在時間の短い記事や直帰率の高い記事を見てみましょう。

もちろん対策もします。

 

アクセスアップに繋げるGoogleアナリティクス講座

 

「コンテンツ」ってなに?

コンテンツ」とは、記事のことです。

一つひとつの記事を分析することで、こんなことが分かります。

  • 人気のある記事
  • 人気のない記事
  • 読者の動き

 

「コンテンツ」を見てみよう

Google アナリティクス」にログインして「マイレポート」を表示したら、「コンテンツ」をクリックします。

Google Analytics_コンテンツ

 

「上位のコンテンツ」を見ます(「タイトル別のコンテンツ」でもいいです)。

ちなみに、「タイトル別のコンテンツ」は違う記事でも同じタイトルなら、一緒のページとして数えられます。

一方、「上位のコンテンツ」はURLで区別されるため、違うページが一緒に数えられることはありません。

ただ、例えば同じページでも、コメント部分のURLが違うと、それは違うページとして数えられます。

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「上位のコンテンツ」をクリックすると、PV数順に記事が表示されます。

赤線で囲った部分で、その項目順に並べ替えられます。

Google Analytics_コンテンツ

 

「直帰率」をクリックしました。直帰率の高い記事が並びます。

この中で、PV数が高い記事のURLをクリックします。

Google Analytics_コンテンツ

 

詳細が表示されました。右側の赤線で囲った部分で、さらに詳しく調べられます。

Google Analytics_コンテンツ

 

「ナビゲーションサマリー」では、読者の動きを見られます。

ブログ内のどのページから来たのか、どのページへ行ったのかが分かります。

Google Analytics_コンテンツ

 

「コンテンツ別の参照元」では、ブログの外のどこから来たのかが分かります。

Google Analytics_コンテンツ

 

「閲覧開始ページのキーワード」では、検索エンジンから来た読者がどんな単語で調べたのかが分かります。

Google Analytics_コンテンツ

 

「コンテンツ」から分かること&対策

コンテンツ一覧では、各項目で並べ替えることで、直帰率の高い記事や滞在時間の短い記事が分かります。

Google Analytics_コンテンツ

 

気になる記事を見つけたら、詳細を見てみます。

この記事の場合、直帰率は「100%」ですが離脱率が「28.21%」です。

この違いは、直帰率が「外部サイトから来た人がすぐ帰った割合」を示すからです。

 

つまり、外部サイトから来た人は全員帰ってしまいましたが、ブログ内の他の記事から来た人は28%が帰ってしまったことを表します。

Google Analytics_コンテンツ

 

直帰率を下げてPV数を上げるには、直帰率100%の人たちがどんな単語で来たのか知っておく必要があります。

この例では「ブログ 儲ける方法」で調べて訪問したことが分かります。

Google Analytics_コンテンツ

 

この単語で調べた人は、おそらくブログで儲ける具体的な方法が知りたかったのでしょう。

しかし、辿り着いたのは「アフィリエイトで稼げるようになるまでの流れ」の記事でした。

この人が何分読んでいたか分かりませんが、具体的な方法が書かれていなかったので帰ってしまった、と予想できます。

 

この対策としては、「アフィリエイトで稼げるようになるまでの流れ」の中で「具体的に稼ぐ方法はこちら」と違う記事に誘導することです。

そうすれば、この人の求める記事を見てもらえますね^^

 

こうした「調査→予想→対策→調査…」を繰り返すことで、たまたま訪れた訪問者が「おっ」と思うブログにできます。

 

次回は、訪問者がどんな単語で調べて訪れたのか詳しく見てみましょう。

「トラフィック」からアクセスアップに繋げよう