「アクセスアップに繋げるGoogleアナリティクス講座」第2回です。

今回は、ブログにリピーター(ファン)がどのくらいいるのか見てみましょう。

もちろん、見るだけじゃなく対策もします＾＾

 

アクセスアップに繋げるGoogleアナリティクス講座

 

この記事の目次
  1. 「新規ユーザーとリピーター」ってなに？
  2. 「新規ユーザーとリピーター」を見てみよう
  3. 「新規ユーザーとリピーター」から分かること＆対策

「新規ユーザーとリピーター」ってなに？

「新規ユーザー」とは、初めてあなたのブログに来た人です。

「リピーター」とは、2回以上あなたのブログに来た人です。

 

と言いたいところですが、「Google アナリティクス」の場合は少し違います。厳密にはこうなります。

「新規ユーザー」とは、初めてあなたのブログに来たセッションです。

「リピーター」とは、2回以上あなたのブログに来ているセッションです。

 

「人」が「セッション」になりました。どう違うのでしょうか？

 

極端な話をすると、リピーターは1人しかいないかもしれません。

例えば、今日あなたのブログに初めて来た人が1人いたとします。

同じ日、1人の常連さんが30分間隔で99回ブログに来たとします。

このとき、新規ユーザーとリピーターはこうなります。

  • 新規ユーザー：1%
  • リピーター：99%

 

おかしいですよね？　実際は2人しか来ていないのに、たくさんのリピーターが来ているように見えます。

上は極端な例ですが、アクセス解析の数字は正確ではない、と覚えておきましょう。

 

でも、参考にはなります＾＾

単純に見れば、リピーターが多いブログはファンが多いということですから。

 

「新規ユーザーとリピーター」を見てみよう

「Google アナリティクス」にログインして「マイレポート」を表示したら、「新規訪問の割合」をクリックします。

Google Analytics_新規ユーザーとリピーター

「新規ユーザーとリピーター」が表示されました。

赤線で囲った部分に新規ユーザーの割合が出ています。円グラフの青い部分がリピーターです。

Google Analytics_新規ユーザーとリピーター

 

また、以下の赤線で囲った部分で新規ユーザーのサイト滞在時間や直帰率、リピーターのサイト滞在時間や直帰率を切り替えられます。

Google Analytics_新規ユーザーとリピーター

 

新規ユーザーとリピーターそれぞれの数値を見ることで、「リピーターのほうが見るページが少ない！」なんてことが分かります。

 

「新規ユーザーとリピーター」から分かること＆対策

上のデータでは、リピーターが80%以上という驚異的な数字が出ています。

 

しかも、「訪問別ページビュー(1セッションあたりのPV)」が多く、「平均サイト滞在時間」が長く、「直帰率」が低いので、読者もこのブログを愛用していることが分かります。

 

逆に、リピーターの数値が高くても、「訪問別ページビュー」が少なかったり、「平均サイト滞在時間」が短かったり、「直帰率」が高かったりする場合は、濃いファンかどうか分かりません。

 

「おきてがみ」のお返しに来ただけかもしれませんし、常連さんが更新された記事だけ見て帰ったのかもしれません。

どちらかは、あなたの行動から分かるはずです。

 

さて、リピーターが少ない場合はがんばって増やしましょう。

リピーター(ファン)が少ないときにアフィリエイトしても、報酬に繋がりにくいです。

 

リピーターを増やす方法としては、以下が考えられます。

  • 記事数を充実させる
  • 記事の更新頻度を上げる
  • 役立つ情報を載せる

 

「PV数を上げるブログの必需品」にも書いたとおり、読者に「お気に入り」に入れてもらえれば、もうリピーターです。

ファンが増えるほど、あなたの紹介した商品を買ってもらいやすくなります。

Google アナリティクスでリピーターの値と同時に「滞在時間」や「直帰率」も確認して、本当のファンがいるかどうか確認しましょう。

 

次回は、その「滞在時間」の解説です。

→「滞在時間」からアクセスアップに繋げよう